■長時間連続自動運転作業が可能
・ワイヤー巻取りがドラム方式
・一般的な真鍮のワイヤー放電加工機のワイヤーは使い捨てですが、このワイヤー放電加工機のワイヤーは
モリブデン製電極ワイヤー(200m)をドラムに巻き回転・逆転を繰り返しワイヤーの寿命を延ばします。
■ワイヤーはモリブデンワイヤーを使用
・このワイヤー放電コンターマシンのワイヤーは長時間の回転・逆転の繰り返しをし連続運転が可能です。
・強さと耐久性能を持ち合わせるために、モリブデンを採用しています。
※ワイヤー寿命は加工条件により変わります。
■ワイヤーコスト 約800円/月額
・モリブデンワイヤー採用で耐久性に優れる利点で月額のコストは、約800円とコストパフォーマンスに優れます。
■真鍮式ワイヤーカットとSTGモリブデン式ワイヤー放電加工コンタマシンのの比較表
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STGモリブデン式 |
真鍮式 |
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ワイヤーの走行速度が早いということで、高速加工が出来るということではありません |
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加工テーブル位置決め精度 |
実用上問題無い程度
ステッピングモーター駆動
但し、メンテナンスは容易 |
非常に良い
サーボモーター駆動 |
ワイヤー使用 |
繰り返し使用 |
使い捨て |
ワイヤー材質 |
モリブデン |
真鍮 |
ワイヤー直径 |
通常0.18 |
通常0.25 |
ワーク穴への
ワイヤーの通し繋ぎ |
手動(コツが要る)慣れれば容易 |
自動/手動(簡単) |
ワイヤー長さ |
約200メートル |
数千M |
ワイヤーガイド型式 |
ガイドホイール 寿命長い |
ダイスガイド 寿命短い |
ワイヤー送り位置精度 |
実用上問題ない程度
(ダイスガイドが無い為) |
良い |
ワイヤーの断線等 |
ラフに使っても断線しにくい
冷却水の影響も少ない
従って極端に厚いワークの加工が可能 |
厳重に管理しないと断線する |
ワイヤーのテンション |
ドラムにワイヤーを巻きつける時に工具で行う特別な機構は無い |
供給ローラーと排出ローラの間で制御する
定期的なローラの交換が必要 |
ワイヤーへの給電ブロック |
カーボンブラシ、安価 |
超硬合金、高価 |
加工面の品質 |
ワイヤーの反転パターンが出る |
綺麗 |
パルス電源 |
電圧48〜100V 電流1〜5A |
電圧約300V 電流1〜32A |
放電間隔/o |
0.01〜0.03 |
0.01〜0.12 |
加工液 |
植物性乳化液を水で希釈
加工液に油分が有るためワイヤー供給経路のプーリーのベアリングの寿命が長い |
純水(イオン交換樹脂) |
加工液導電率 |
導電率計を目安 |
イオン交換樹脂により調整 |
加工液フィルター |
簡易フィルター |
頻繁に交換必要 |
加工液供給 |
加工液がワークに掛かれば良い程度なので一般的な低圧の加工液ポンプで良い
配管は低圧ホース
手動コックが有るだけでメンテナンスの必要性は低い |
高圧の加工液供給装置が必要
導電率調整やジェット噴流の回路への
切り替え用電磁弁等の定期的な
メンテナンスが必要 |
メンテナンス |
簡単
ほとんどの部品はユーザーサイドで交換が可能 |
難しい
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運転費用 |
安い、約40円/時間 |
高い、約300円/時間 |
本体価格 |
安い |
高い |
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STGモリブデン式 |
真鍮式 |
加工速度(o2/min)
単位時間あたりの
加工断面積 |
230 |
240 |
加工精度/o
(例)八角形テストピース
各面間距離相互比較 |
0.01〜0.04 |
0.004〜0.01 |
表面粗さRa/um |
1.6〜3.2 |
0.1〜1.6 |
ワイヤー消耗 |
ワイヤー全体に亘り消耗少ない |
加工物の厚さの間で消耗して
細くなる |
NC制御コード |
基本的には、3Bコード
但し、Gコード変換機能が有るので、
Gコードでのプログラミングが可能 |
ISO Gコード |
加工図形プログラム |
CAD/CAMシステムを内蔵している
DXFテキストファイルに拠る
既存のCADとのデータ授受が可能 |
別途CADCAMシステムが必要な場合が
多い
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テーパー加工 |
可能ではあるが、あまりお勧めできない |
可能 |